生理的疲労

疲労は「身体由来か脳由来」かと言う分類プラス、「病的かそうでないか」と言う切り口でも分類できます。

本記事では病的ではない、病的な要素のない「生理的疲労」についてレクチャーさせていただきます。

生理的疲労とは、

[tip]疾患・疾病が要因ではなく、仕事や家事の各種作業や肉体を使った運動を実施した際に起こる疲れ[/tip]

の事です。

 

発生条件としては、「運動活動量が許容レベルを上回った場合」なります。

この許容レベルと言うのは、人によってまちまちで、同じ量だけ同じ運動をしても、疲労度は異なります。

例えばマラソンで考えてみるとわかりやすいのですが、1キロ走るとします。

普段まったくと言っていいほど運動をしない少々肥満気味の男性が1キロ走るのと、オリンピック金メダリストが1キロ走るのとでは、「1キロの意味」と言うのは大きく異なってきますよね?

つまり、疲れ、疲労を感じる許容レベルの基準がまったく違ってくると言うわけですね。

そしてこの「疲労を感じるに至る運動活動量」と言うのは、上記のように「人」による違いのみならず、「その時の体調のバイオリズム」も大きく影響してきます、実は。

こちらもご経験がおありかと思いますが、例えば部活動や習い事、家事等々、「今日はどうにも気分が乗らないな」と言う事があるかと思います。
(風邪を引いている等の疾病以外)

そういう日は案の定、比較的早い段階で「許容範囲」を超えてしまうのではないでしょうか。

また、「栄養状態」も疲れやすさを感じる度合いに影響してきます。
※この栄養、食物と疲労に関しましては、また別の項で詳しくレクチャー致します。

こちら私の中学時代の経験となりますが、「山登りの部活」に所属しており、ある日、顧問教師から学校の裏にある山を登ろうと突然言われました。

いつも登っている、すぐに山頂につくような山なのでまぁ大丈夫だろうと、詳しいいきさつは忘れたのですが、「お昼ご飯を食べずに」登ってしまいました。

 

結果・・・

 

すきっ腹で登る事になったがゆえ、それはそれはもう疲れまして、これは大げさでも何でもなく、登っている最中に倒れそうになりました。

あれからけっこうな年月が経った今も印象に残っている出来事ですが、やはり何も食べないで、栄養やエネルギーを補給しないできつめの運動をするのは非常にリスキーであると言う事です。

以上のように、一口に単純な肉体的疲労と言っても、人や状況によって大きく変化してくるのが特徴です。

 

※ちなみにこちらの講座を受講すれば、肉体的疲労をかなり和らげる事ができます。
無料です!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 生理的疲労
Facebook にシェア
[`fc2` not found]
[`yahoo` not found]