血液は心臓に酸素を運び、ホメオスターシスを維持する

【勇飛健康講座】活性酸素と健康について

血液、それは生命の気脈


さて、前回心臓のお話をさせていただきましたが、
チラっと「血液」に言及した事は覚えておいで
でしょうか?


[tip]「血液が心臓に酸素を運び込む」[/tip]


と。


この「血液」ですが、あなたが思っている
以上にヴァリエーションに富んだ働きを
秘めているのです。

 

【役割その1:運搬】

これが前回もご説明した役割です。

真っ赤な液体は「血管」と呼ばれる管の中を
流れているわけですが、その液体の中に
様々なものを溶け込ませ、身体の隅々まで
運搬する事ができます。


具体的には、

●酸素
●二酸化炭素
●各種栄養素
●ホルモン物質
●免疫系の物質※超重要
●尿素等の老廃物


・・・と、まぁこれほぼ全部ですよね。

 


【異物排除機能】

上記でご紹介している「免疫系物質」が
血液中には多く存在します。
それらの物質が細菌・ウイルスを始めとした
各種病原体を排除します。

 


【体内環境の恒常維持】

でました恒常=ホメオスターシス。
※7日間集中講座でレクチャー致しましたよね?


我々の身体を「一定の安定した状態」に保つため、
大活躍しているのです。

以下、純に具体的にレクチャー致しますと・・・


●浸透圧の維持
⇒こちら詳しく説明すると難しくなるので
簡単に言いますと、水分吸収のやりとりの
仕組みとなります。

もしも仮に血液の浸透圧が低くなってしまった場合は、
血中の水分が外に染み出してしまい、
むくみ等の症状に見舞われてしまいます。


●pH(ペーハー)値の維持
⇒これは聞いた事があるかと思いますが、
物質の酸性、アルカリ性の度合いを表す数値です。
バランスのいい値に保とうとする力が
働きます。

この概念(pH値)は当然人間以外の動植物にも
当てはまり、「酸性に傾いた食事をすると身体に悪い」
と言われる理由となります。
※油っこい食べ物は酸性に傾き易い等々。


●体温の調整
⇒実は体温調整は血液が大きな役割を
果たしていたのですね!!

暑い時は、体内の熱を外に出すため血管が太くなり、
たくさんの血液を流すことによって、
皮膚の表面温度を上げます。

こうなるといわゆる「汗をかく」ことになるわけですが、
皮膚から熱を外にどんどん放出し、
体の中に熱がたまらないように調節をします。


逆に寒い時は熱できるだけ逃がさないように
する必要があります。

血管が細くなり、血流を鈍くする事で、
皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を
外に逃がさないように調節します。

 

 

「血中酸素量」につきまして


ここで血液と酸素について。


血液中の酸素量が一定レベルを下回ると、
立ちくらみ・めまい・卒倒などの症状が起き、
最悪の場合生命の危険にさらされる事が
あります。


「命の危険」


・・・


これは当たり前の話ですが、酸素は血液に
よって全身に運ばれるので、何らかの
理由で血液に酸素が供給されなくなれば
当然そうなりますよね。

 


しかし!!

 


近年はきちんと酸素を取り入れる事ができない
「酸欠人間」と呼ばれる人達が増加傾向に
あるそうなのですね。

 

酸素は空気中にたっぷりと充満しているのですが、
取り込む方(人間)が、しっかりと取り入れる事が
できないので、人によって酸素濃度が
異なってしまうのです。

 

次回で詳しくご説明させていただきますので、
乞うご期待!!!

 

 

ちなみに命の危険に陥りたくなければ、
やはり「深い呼吸」をできるように
なっておくといいのではないでしょうか・・・


★血液に一気に酸素をぶち込み超注入法!!

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